皆様へのご挨拶
皆様こんにちは.齊尾征直と申します.本HPに訪れていただきありがとうございます。
このページを見てくださる皆様はきっと臨床検査技師を目指している,または臨床検査技師とはどんな仕事だろう,細胞検査士とはどんな仕事だろうと思っている人ではないでしょうか?
臨床検査技師は病院の中で行われる検査で採られた検体を検査することで患者さんの診断や治療,経過の観察などに携わる仕事です.病理部門に属すると,臨床検査技師さんは部門内の医師(病理医と呼ばれることが多いです)と協力して,他の部門の医師が採取した患者の臓器や体液の検体を顕微鏡で観察できるように加工します.そのうえで臨床検査技師さんの中で細胞検査士資格を持つ人は細胞像をスクリーニングしますし,病理医は病理診断をして結果を依頼された診療科の医師に返します.病理部門は全身の臓器の検査を担当しますし,顕微鏡での観察が多いので,どの臓器のことも知りたいなあと感じている人や顕微鏡を見ることが好きという人は向いていると思います.
でも,あまり難しく考えるのはやめましょう.案ずるより産むがやすしです.群馬大学に入学して私たちと一緒に学びましょう.
私たちと一緒に学ぶ方法はいろいろあります.
・学部学生として卒業研究で研究室に所属する
・細胞検査士養成コースの学生として研究室に所属する(国公立大学の中では4校しか設置されていません)
・大学院前期課程(修士課程)で研究室に所属する
・大学院後期課程(博士課程)で研究室に所属する
などです.
上記のようにいろいろな学び方がありますが,どれが素晴らしくどれがダメということはありません.
私が目指している研究室は一人一人の個性に合わせ,一人一人の進み方の違いにも合わせ,人を成長させて行ける研究室です.細胞検査士養成コースの3年生に始まり,博士課程後期の3年生に至る7年の学年が一体となって研究室が形成されています.未だ前も後ろも分からなかった学生が徐々に成長してゆく姿を見て行くのは本当にうれしいものです.私たちは皆さんの成長を学問を通じて応援してゆくことしかできませんが,「楽しく学んで行ければ」と思っています.臨床検査技師国家試験と細胞検査士資格の両方の取得を目指すのも,研究と細胞検査士資格の取得を目指すのも,研究に精力的に取り組むのも,大変な努力が必要です.だからこそ楽しいという気持ちを持ち続けられるように導いて行ければと思っています.
今年は私たちは本格的に国際学会参加を再開し、5月にフィレンツェで開催された国際細胞学会議に出席し、11月にバンコクで開催されたアジア太平洋病理学学会会議に出席してきました。私たちは学会発表だけではなく、論文まで書き上げることにもこだわるようにしています。研究室のメンバーはみんな頑張って研究や細胞診の勉強に取り組んでいます。論文業績や学会発表の業績をご覧いただけると、研究室の学部生、大学院生や教員たちが、いかに研究活動を頑張っているかが垣間見えると思います。これは彼らが勉学や就職活動、教育活動にも手を抜かず行っている中で遂行されてきたことであり、私の誇りです。
私がこちらの教授に就任した2017年以来9年間の教育研究活動の中で、首尾一貫して学部生に対しても大学院生に対しても一番気にかけていることは就職先までしっかりサポートするということです。具体的には病理細胞診研究室で学ぶことがどれだけ就職活動に活きるのか,細胞検査士資格を取得したり,細胞検査士養成コースを卒業する事がどれだけ就職活動に活きるのか,大学院を出ることがどれだけ就職活動に活きるのか,私の経験がどれだけ就職活動に活きるのかなどを常に意識して学生が就職を希望している就職先に手が届くように就職活動を全力でサポートしています。
最後になりますが,群馬大学保健学科・保健学研究科は関東では珍しい保健学系の専攻の多い国立大学です。関東平野内にあるという立地条件と医療系の総合大学の様相を呈する国立大学で大学院教育が盛んであることは見逃さない様にお願いいたします。私たちはその誇りを胸に学生や大学院生を学内で4年あるいは6年かけて磨き上げ・育て上げて社会へ送り出しております。磨けば光る学生たちばかりです。私は常にそう思って学生のために最善を尽くしています。
令和7年12月吉日
群馬大学大学院保健学研究科生体情報検査科学講座 教授
細胞検査士養成コース担当
齊尾 征直
追伸:本HPのTOPページや各ページの先頭で用いている山の写真は研究室から望む赤城山の姿です。私は研究室から望むこの赤城山の姿にいつも元気と勇気をもらっています。是非皆様もオープンキャンパスなどで群馬大学の昭和キャンパスににお越し頂いた際は大学から望む赤城山の雄姿をご覧いただきたく存じます。
〒371-8514
前橋市昭和町3丁目39-22
TEL 027-220-8942